2021年1月7日木曜日

二次試験・私大対策について


こんにちは、AAの伊藤です。

そろそろ緊急事態宣言も出るということで戦々恐々としています。

しかし、受験生にとって入試があることには変わりありませんし、

一・二年生にとっても勉強しなくてはならないことは変わりありません。

 

さて、今回は「二次・私大対策」です。

まず言っておきたいのは共通テストが終わる1/17までは関係ないということです。

1/17までは共通テストのことだけ考えて勉強しましょう。

次に二次試験と私大対策は共通テスト後に並列してやる必要があります。

ですので基本的に国立の人は「第一志望」を「国立」に置き換えてください。

 

晴れて共通テストが終わったら、まず自分の受験校の受験日、

そして受験校の志望順位を確認しておきましょう。

志望順位が低い学校に関しては前日に一年分やっておくだけでいいかもしれませんし、

受験3連続の最終日の学校だったら前日でなくもっと前にやっておくべきでしょう。

自分の状況を踏まえて私大対策の計画を立てていきましょう。

 

もちろん第一志望の対策にできる限り時間を割いた方がいいです。

第一志望の学校は以前から過去問を解いて勉強しているはずですし、

人によっては第二志望以下の過去問も解いていると思います。

だからと言って直前期に対策せずに放置するのはよくありません。

それに、共通テストの勉強ばかりやっていて、いわゆる「勘が鈍っている」

状態に共通テスト後に陥っていることだと思います。

ですので基本的に第一志望対策をしっかりしましょう。

 

対策の具体的な中身ですが、まず過去問を見て傾向や形式をつかみましょう。

そして知らなかった分野や理解が足りなかった分野、頻出の分野を少し勉強します。

これは国立私立問わず、どこの大学でも必要です。

 

二次対策についてはまず私立と違う点を理解して挑みましょう。

それは二次試験では論述がメインだということです。

数学では最後の計算が合っているだけではなく途中の式や計算過程に

ミスや論路の飛躍がないかがチェックされますし、

英語では文脈にふさわしい訳文が添えられているかを検討されますし、

国語でも正解の答えが書かれているかだけでなく、解答欄の答えが

日本語として正しい文なのかを見られています。

 

特に最後に書いた「日本語として正しい文なのか」はかなり重要です。

二次試験の試験官は最低でも40代、下手すると60代の偉い先生です。

この人たちは論文を書くのが職業なのでかなり日本語に厳しいです。

「てにをは」は正しく使えているか?

ら抜き言葉になっていないか?

主述が対応しているか?

「の」など助詞が正確に利用できているか?

このような日本語の乱れなしに文を書けますか?

模試では解答の内容にのみ気を配られてそのような点を意識していません。

しかし、実際にはこのような乱れがあると採点が厳しくなるでしょう。

ですので、完全な矯正は無理にしてもある程度気を付けて書く練習をすること

をお勧めします。

 

長くなりましたが、以上で締めたいと思います。

本当は特に文系科目について書きたいことがあったのですが、書くとグダグダ

になりそうですしさらに長くなるのでここで終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。