2021年3月27日土曜日

英語外部試験の話

こんにちは、AAの伊藤です。
今年の大学の授業もほとんどがオンラインだと聞き、落胆と喜びの
入り混じった感情が湧いています。
大学まで往復2時間以上かかるので、その分増えたと思うとオンラインは良いのですが、
知り合いに会えないのは残念です。
 
さて、今日は英語外部試験についてです。
一般に、大学入試で使う外部試験は、英検、TEAP、GTECなどがあると思いますし、
どれかを受けたことがある人も多いと思います。
まず、自分の志望する大学でどの試験が使えるのか、何に使われているのか、
そしてどれくらいの点数が必要なのか把握してみましょう。
大学によって使えない試験もありますし、受けた時期が前すぎると使えない
事があります。
また、一口に外部試験利用と言っても利用方法はだいたい2パターンあります。
�出願条件型
特に外国語系の学部に多いのですが、その試験を受けるために外部試験が必要な
場合です。ただ、この場合の多くは条件に合う成績を提出すれば英語の試験が関係
なくなる(全員英語の成績は一緒)ことが多いです。
�合否判定利用型
普通はこれです。一定以上の成績の人を満点扱いしたり、点数に応じて加算したり、
点数を一般試験の点数に置き換えたりするものがあります。
これらの情報は大学のホームページにも載っていますし、マナビスにも情報があります
のでぜひ活用してください。
 
それと、受けるとなったら早めに受験の申し込みをすることをお勧めします。
自分達の時はまだ外部試験は少なくて、TEAPなんかは早めに申し込まないと
会場が仙台になると脅されたこともありました。
さらに、「勉強をしてから申し込もう。」と思うことはやめておきましょう。
そんなことを言っていると一生受けられなくなります。
受験申込を先にして退路を断っておくのが良いと思います。
 
最後に勉強方法ですが、基本的には大学入試に向けた勉強で十分だと思います。
(特にTEAP、GTECはそうです。)
しかし、英検準一級は全然違いますし、TEAPやGTECにしても過去問や例題をやって
どのような問題がどれだけ出るかは確認しておきましょう。
過去問を回すこと、そして自分が知らなかった知識を入れること、この二つは
受験だろうが外部試験だろうが一緒です。
 
そして外部試験最大の特徴はスピーキングが出ることです。
これについてはどんな問題が出るかを過去問で把握した後、学校の英語の先生に
練習を頼みましょう。
スピーキングは自分一人ではあまり対策できません。
自分でやれるスピーキング対策はリスニング力を上げておくことぐらいかもしれません。
 
ただ、二つアドバイスとしては出来るだけ英語で考えること、
それと話せることを話すことです。
一つ目の話ですがスピーキングは当然英語で進行します。
英語で聞いて英語で話さなければいけないのに一回日本語に訳して考えるのは少し
無駄だと思いませんか?
この感覚は難しいのですが、英語を英語のまま理解してみてください。
二つ目の話は一つ目にも関連するのですが、日本語なら意見を言えるけどその意見を
英語では話せないということは多々あると思います。
でも、外部試験の採点者はあなたの意見の素晴らしさを採点しているのではなく、
英語力を見ているわけです。
なので、YesかNoか、そしてその理由を聞かれた際に、英語にしづらい自分の立場を
正直に選ぶのではなく、英語で理由が言えそうな立場を選びましょう。
 
長くなりすぎましたね。
皆さんにとって外部試験は重要だと思いますので、ぜひ頑張ってください!