
こんにちは、AAの伊藤雄太です。
最近ぶっ飛んでいる人に会う機会が増えています。
例えば先日、中一で気象予報士に合格した人に会いました。
ちなみにこの人は大学二年生で司法試験にも合格しています。
何なんでしょうかね。
さて、今回私がテーマにしたいのは勉強法です。
そして突然ですが問題です。
次の二人のうちどちらの方が同じ志望校に合格する可能性が高いでしょうか。
ただし、勉強時間や成績、地頭の良さなどのパラメータは同じとします。
Aさん:教科書を完全に理解するまでは教科書を読み、いつまでも問題演習をしない。
Bさん:とりあえず理解したら問題集などで問題演習をし、間違ったら復習する。
普通に考えればBさんではないかと思います。
しかし、現実にはAさんタイプの勉強をしてしまう人も多いです。
よくある例としてはまだ実力がついてないからといって過去問をやるのを後回しにし続け、結局過去問一周も解けない、ないし第二志望以下の過去問に手をつけられない人がいます。
脳科学的にもインプット(記憶)よりもアウトプット(演習)の方が効率の良いことが分かっています。
効率悪い勉強だとせっかく勉強時間を確保したのに成績が伸びず、逆に効率よく勉強している人に逆転されてしまう現象が起き、勉強しても意味ない、だから勉強が嫌いになってしまうこともあり得ます。
しかし、今後大学生になっても勉強はあるし社会人でも勉強の日々です。
そこで私が提唱するのは、勉強に本腰を入れる前に勉強法を考えるべきということです。
勉強法が効率的なら勉強時間を相対的に少なくできる(あくまで相対的であって絶対量は少なくしないでくださいね)ので楽できます。
せっかくなら勉強も楽に効率よくしたいですよね。
特に今から受験学年になる高2生なんかは10時間くらい使っていいので
勉強法のリサーチをしてみてください。
この時気をつけるポイントがあります。
まず一つ目は自分に合う勉強法なのか考えることです。
基本的な勉強法はだいたいどの科目や人にも当てはまりますが、個別のテクニック的な勉強法は自分の勉強科目や性格にも左右されます。
仮に1日2時間ランニングしてから勉強すると効率良いという勉強法があるとしましょう。(本当にあるかは知りません)
運動部とかでランニング苦にならない人はいいかもしれませんが運動嫌いの人にはきつすぎます。
またこの勉強法は英単語を記憶するのに適した勉強法かもしれませんが数学の問題を解くのには向かないかもしれません。
こういうふうに向き不向きがあるのでそれぞれの勉強法を吟味しましょう。
2つ目は一つ目とも関連するのですがなぜその勉強法が効果あるのか説明できるものにしましょう。
仮にさっきの例のAさんの勉強法がおすすめという記事があったとしましょう。
でもその人は1日20時間勉強できる人であったり瞬間記憶能力者だったりしたらどうしましょう?
効果がある理由はその人が特殊だからということに帰着します。そうじゃない自分には無味です。
一方、なぜ効果的なのかの理由が分かっていれば、どの科目で採用すべきかの判断ができますし、たとえ自分には合わなそうな勉強法でもその理由を保てば勉強法を少し自分に合うように改変できるかもしれません。
できれば脳科学的に立証されているものであるとベストですね。
そのための一冊として私が持っている「使える脳の鍛え方」(P・ブラウン/Hローディガー/M・マクダニエルら共著)などをおすすめします。
3つ目として大学受験勉強の方法に囚われないでください。
例えば私が司法試験の勉強開始前に司法試験向けの勉強法を調べていましたが、その勉強法は大学受験勉強にも応用できるものでした。
しかも大人が勉強しているので科学的な勉強法を重視していることもあるのでむしろおすすめできる部分もあります。
司法試験系で大学受験にも応用の効く勉強法を載せているものとしてjijiさんの「勉強方法ラボ」というブログなどを一つ例として挙げさせていただきます。一度見てみてください。
最後に、マナビスの勉強法は脳科学に基づいて効率的なものにしています。
マナビスの勉強法を順守して勉強してほしいですね。
あと、一つ一つなぜやるのか分解したうえで応用利かせるのもアリだと思います。
頭いい人は割と自分だけの適切な勉強法を長時間やっていることも多いです。
常に模索しながら、楽して成績上げようというマインドで勉強してみてください。