2021年10月15日金曜日

大学でオススメの授業

こんにちは、AAの伊藤です。
突然寒くなってきましたね。
寒暖差は体調を崩す原因でもあるので、しっかりそのあたり対策しましょう。
 
さて、今日は大学でオススメの授業についてということで、
慶應の法法(法学部法律学科)のオススメ授業を上げたいと思います。
私の一番のオススメ授業は法学演習�・�(民法)です。
これだけ聞いても何の授業か分からないので付言します。
この授業は一・二年生に設置されている法律科目のひとつで、民法の演習をする
授業です。
「民法の演習」というのは例えば実際の判例の文章を読んでこの判例で示された規範
(数学の公式みたいなものと思ってくれればいいです)を理解したり、法解釈を学んだり、実際に民法の問題を解いたりする授業です。
普通の民法の授業でももちろん規範の解説や条文の解釈を学んでは行くのですが、規範の理由付けやその射程(似た問題にも適用できるか)を学ぶことや、問題演習などはありません。
とくに最終的に普通の民法の授業では問題演習をしないくせに期末試験で論述問題を出してくるので、問題演習を出来る機会は割と貴重です。
さらに、この授業は大学の教授達ではなく慶應出身の現役弁護士の先生が担当します。
そのため、仕事についての話も聞けますし、試験向けに詳しく解説してくれます。
あと、演習系授業の常ですが人数が少ないので先生との距離も近く、質問しやすいうえ、
割と同じ授業を取っている人と仲良くなれます。
 
これまで利点を挙げてきましたが、欠点もあります。
それは、この授業が土曜日の午後、二時間連続の授業であること、そして法学部の一二年
は日吉がメインキャンパスですが、この授業は三田で開講しているということです。
弁護士の先生を呼んでいるので休日である土曜日になるのはやむを得ませんが、午前中
日吉で授業の後に三田に行くのは結構大変です。
 
慶應の法学部だけでなく、他大学、他学部にも似たような授業はあると思うので、大学生になって実務家教員の演習授業を取る事はすごいおススメです!!