2019年11月6日水曜日

過去問万能説




こんにちは、AAの伊藤です。
もはやいろんな人が言っているのであろう過去問の話を振られたので、
それについて書かせてもらいます。
 
さて、自分が言いたいのは過去問を何周もすれば
合格確率はどんどん伸びるという考え(以下過去問万能説と称す)
を持つのは危ないということです。


過去問を解く目的としては、

問題形式や難易度に慣れる、
②時間配分の戦略を立てる、などがあります。


この目的のためには過去問を何周もする必要はないのです。
例えば過去問がすごく難しいと感じたのならばやるべきことは過去問を
より解くことよりもできなかった部分にあわせて単語や文法など基本を
見直すことのはずです。

逆に過去問万能説に従い分からない問題を何回も解いても解くための
土台となる部分が足りていないので、次に同じような問題を解いても解くことが
できません。


そもそも何回もやったとしても同じ問題は
基本的に出ないので意味はないです。
(一部国立大は過去問のリサイクルをしだしたようですが、
何十年も前の問題や、他大学の問題なので赤本の問題では意味がないです。)
ただし、入試と同じレベル帯の問題を解くことはある程度の学力がついている場合
   には有効なので、1週するのはアリです。
 

   いろいろ言いましたが、この注意以外の過去問の使いかたは人それぞれです。
   赤本やT進などの過去問データベースを活用してみてください!