2020年10月30日金曜日

模試の見方


こんにちは、AAの伊藤です。

11月も近づき寒くなってきましたね。

朝には10℃を切る日もあるみたいです。

登下校や来校するのが億劫になるかもしれませんがそこをこらえて頑張りましょう。

 

さて、今回は模試の見方です。

模試の成績表で見るべき場所はいろいろありますし、

見て終わりだともったいないです。

 

まず、高三生が見るべきは志望校欄になると思いますが、

判定よりも順位も見ておきましょう。

判定も大事なのですが、自分が受験者の中でどの立ち位置にいるかの把握も重要です。

このとき、本当に受験する人全員が模試を受けているわけではない

ことには注意しましょう。

受ける予定だけど、この模試は受験していない人もいっぱいいます。

なので少し自分の順位を下げたうえで例年の合格者数を見て判断しましょう。

例年の合格者数は大学のホームページや赤本に書いてあることが多いと思います。

合格者数よりも断然上位にいるのか、合否ライン上なのかを見てみてください。

それをもって実力把握しましょう。

 

次に各科目の設問別成績を見ましょう。

特に英語や数学は設問ごとに問われている分野が違います。

自分の苦手な分野はどこか把握しましょう。

河合模試では「自分と同じ学力レベル層との成績比較」の欄があります。

この中で平均点よりも下の設問についてはその苦手を克服するために重点的

に対策をするべきだと思います。

そして究極的には右側の欄の「判定がひとつ上の人との成績比較」の欄の点数に

近づけるように学習しましょう。

 

最後に、記述模試ではどのように減点されているかも見ておきましょう。

回答の手引きや配られるANTENNAに点数配分が書かれています。

これと返却された自分の解答を照らし合わせてどこが良くなかったかについて

分析してみましょう。

 

以上3つが模試返却時に見るべきことです。

これに加えて、じゃあ前回からどう変わったのか?

どの分野をどのようにどれだけ勉強するのか?

などを考えて、PDCAのサイクルを回すことが成績向上につながるはずです。