2020年7月6日月曜日

短期記憶と長期記憶




こんにちは、AAの萩原です。


 
今日のブログテーマは「暗記法」ということで、
暗記と脳の関係について話していきたいと思います。
効率よく暗記をしたい!という方は是非続きを読んでみてください。
 
まず、人間の記憶は短期記憶と長期記憶に分けられます。
名前から分かる通り、短期記憶とは一時的に保存されるもので
時間が経てば消えてしまいます。
また容量にも限界があり、長期記憶に変換しなければ
きれいさっぱり忘れてしまうそうです。
一方、長期記憶は脳が損傷しない限り消えることはありません。
使っていない知識は忘れてしまったように感じますが、
実は記憶の奥底に残っているそうです。
(脳はよく使う知識をひきだしやすいよう、
あまり使わない記憶はあえて思い出しにくくしている。)
 
つまり半年後の受験本番で結果を出すためには、
勉強した内容を長期記憶として保持し、
すぐに思い出せる状態にしておく必要があるということです。
 
ここで、記憶力を高める5つの原則を紹介したいと思います。
原則覚えるときに思考を伴うようにする
新しい知識をさまざまな既存の知識と関連づけて整理する。
原則自分の頭で考え、関連づけ、整理する
参考書などに整理された事項を覚えても、学習効果は低い。
原則覚えるときにポジティブな感情・感覚を刺激する
驚き・興味・意外性といった感情・感覚が記憶力を高める。
原則必要なときにすぐ記憶を取り出せる状態を保つために定期的にざっと復習する
適切な方法で記憶をすれば、パッと見るだけで思い出せる。
原則知識をどのように選択し、組み合わせ、論理立て、判断するかを常に意識する
脳内にある前頭前野のネットワークが発達し、思考力が鍛えられる。
 
以上の5原則を守って短期記憶から長期記憶への移行をスムーズに行っていきましょう!