2018年9月29日土曜日

建築学科で学ぶこと


 
 
こんにちはAAの鴨下です!
今日は私の通っていた工学部 建築学科について
どんなことをやっているのかざっくりと紹介します!
 
 
まず、工学部と言うと機械工学や電気工学など
色々ありますが、総じて自然科学を技術として
有益に使っていこうとする学問です。
 
その中でも建築学科や土木学科は大きな構造物を
対象とすることが特徴です。
建築学科は建物を作り、土木学科は道路や橋、
ダム、鉄道などを作ります。
 
自動車などであれば工場で加工して生産していきますが、
建物などは部材を工場で加工したとしても、現場で
組み立てる必要が出てきます。
またコンクリートなどは現場で加工することが多いですし、
場所や用途によって仕様も変わります。
なので、建設業はよく大量生産ではなくて、
一品生産だといわれます。
 
 
 
それはさておいて、建築学科は基本的に3分野に分けられます!
 
1.意匠
 よくテレビで耳にする有名な建築家はこの分野になりますね。
デザインなどを主に勉強することになると思います。
私も模型を作ったり、デッサンをしたりしました!
美術大学で学ぶ人も多く、少し理系っぽくないですかね。
ただ実際に働くと、法規や建物のディテールなど考える
ことがたくさんあります。
 
2.構造
 建物の構造耐力を計算する分野です。
構造力学や振動工学などを勉強して、どのくらい
地震に耐えることができるかとかをやります。
最近では地震が多く、より重要性が増している分野だと
思います!ただ計算をするわけではなく、人に危害を
加えないよう、建物破壊の仕方なども考えます。
 
3.設備
 設備は建物の,,熱環境などを考えていく分野です。
具体的に照明や冷暖房システムの効率的な方法や
快適性などを考えたりしていきます。
最近は省エネ化が進んでおり、太陽光発電なども利用して、
ゼロエネルギーな建物が推奨されています。
そのほかにもビル風など都市環境的なことも考えます!
 
 
 
最後に何が楽しいかということですが、やはり
形として残っていくことだと思います。
そして、出来上がる過程では、現場の職人さんからメーカーさん
まで多くの人が協力しているところが、大変ですけど魅力だと思います。
 
建設系で何か聞きたいことがあれば、気軽にきいてくだい!!