2023年7月4日火曜日

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こんにちは、AAの市川です。気づいたら7月 になっていて時間の流れの早さに驚いています。僕は最近、本を読むことにハマっているので、最近読んだオススメの本を紹介したいと思います。

 

1.「逆ソクラテス」伊坂幸太郎著

この本は全5作の短編を収録しており、時間が無い時に何度も読めるのが良いです。内容としてはどの作品も小学生の物語で構成されており、何でも決めつけてしまう先生やクラス内のいじめなどに対して小学生の子供がどのように解決するのかがとても面白いです。作品の中に様々な伏線もあり、一冊で何度も楽しめるのでイチオシです。

 

2.「傲慢と善良」辻村深月著

この本は婚約者が失踪してしまう所から物語が始まり、主人公は彼女がどこにいるのかを探すために彼女の過去に向き合っていきます。徐々に明かされる秘密と結婚をテーマに人間の本性を描いていく感じが、とても考えさせられると思いました。彼女はどこに行ってしまったのかタイトルの意味は何なのか、約500ページとたいへんですがすらすらと読めるのであっという間に読み終われます。

 

3.「また、同じ夢を見ていた」住野よる著

この本は大変有名なので読んだことがある人も多いと思います。作者の住野よるさんは「君の膵臓を食べたい」の著者でもあります。主人公の小学生の女の子菜ノ花ちゃんは「人生とは○○みたいなものよ」というのが口癖で、この人生に例えられるものがなるほどなと納得させられます。物語としては学校で出された幸せとは何かという問いに対して、他の登場人物の南さん、アバズレさん、おばあちゃんと関わることで答えを見つけていくという内容です。詳しく書くとネタバレになってしまうので深くは書きませんが、主人公と南さんなどとの関係や問いに対する答えなど読み終わった時のスッキリ感は素晴らしいです。

 

どれも有名な本ばかりですが三つとも文庫本でもあるので、値段的には買いやすいかな?と思います。部活や勉強で忙しいと思いますが、本を読んで心を落ち着かせるのはオススメです。是非読んだら感想聞かせてください。

以上市川からでした。