2023年7月25日火曜日

世界史の勉強法

こんにちは、AAの伊藤雄太です。

試験のため2か月お休みを取っていたのですが、復帰した途端6連勤を斯波さんに入れられました。

8月も皆さんに会う回数が多いと思いますのでぜひ覚えていただけると幸いです。

 

今回頂いたのは世界史の勉強法というものです。

本当はもっと入試問題を分析したうえで長編をお送りしようと思っていたのですが、準備が足りなかったのでそれはまた別の機会にします。

ちなみに以下の文では私は世界史が得意な側の人間だということは頭に置いておいてください。

 

世界史の勉強法としてまずすべきなのはやはり基本的な用語の暗記、これに尽きます。

世界史、というより歴史の勉強において暗記からは逃げられません。

ここで、暗記と言ってもただの暗記ではなく、用語が「流れ」のどこに位置づけられるかも暗記ないし理解しないと高得点は期待できません。

そのため、個人的には世界史の一問一答よりも教科書を読むことをおすすめしています。

一問一答では用語が出てくる「流れ」を理解できないという世界史の論述問題や共通テストの一部の問題を解くにあたっての欠陥があります。

ですので、教科書、特に太字になっているワードを優先すべきでしょう。

その際、何度も文章を読んでみてください。

教科書は歴史の流れをうまく記述してあるので、「流れ」とかも把握しやすいと思います。

 

さっきから「流れ」という言葉を多用していますが、世界史に限らず歴史は「流れ」が重要です。

「流れ」とは各事件の前後関係や横の関係を指します。

例えば1791年にフランス革命が発生しますが、この要因の一つはフランスが1775年からのアメリカ独立戦争に介入した点にありますし、1793年にはフランス革命を受けてイギリスの首相ピットが提唱した第一回対仏大同盟が結成され、イギリス、スペイン、ロシアなどが加わっています。

この三つの事項はいずれもフランスという一つの国に関連しています。(縦の関係)

それだけではなく、ほぼ同時期のヨーロッパ、アメリカで起こった事項でもあります。(横の関係)

 

最近の共通テストでは、用語の暗記だけでは点が取りづらく、「流れ」の理解を必要としているように思えます。

世界史は全体像の把握→キーワードがどのあたりに位置づけられるか理解するという順番を取ることが「流れ」を覚えるには役立つと思います。

そしてこの二つを教科書は一気に行うことができるため、活用してほしいです。

重要なキーワードの暗記が終わったら太字ではない用語や一問一答に手を出してもいいと思います。

 

よく聞かれるのが年号どうしました?というお悩みです。

個人的な意見ですが、特に重要な出来事は年号をきちんと覚えますが、それ以外は大体この辺りという年代と、関連する出来事の前後関係を覚えておけばいいと思います。

例えばさっきの三つだと1789年のフランス革命だけは覚えるべき(戦争の開始年ではなく1776年の独立宣言は覚えるべき)です。

残りは前後関係から大体この辺だとわかればいいと思います。

 

後は世界史選択の友達と世界史用語のクイズをして遊んでみてください。

やっぱり暗記だけでは大変だし、どこかでアウトプットをしなければ記憶が定着しません。

問題を解くのもありですが、友達とクイズ形式で問題を出し合うことで、簡単にできるうえ、競争にもなってモチベーション維持にも役立つかと思います。

 

短くなりませんでした…。

言いたいことが山のようにあるんですよね。

これ以上知りたいとか、これってどういうこと?という疑問があれば是非アドバイスタイム時などに話しかけてみてください!