こんにちは!AAの伊藤です。
今日は、私の大学の実験についてお話ししようと思います。
初めに、大学の実験なんて大学によってどころか、学科によって大きく違うので
あくまで参考程度に読んでください。
(私は東京理科大学先進工学部マテリアル創成工学科の3年生です。)
私の場合、今期は毎週火曜日の3,4,5限が実験です。
これで週1時間の授業と同じ、半期2単位しか貰えません。
学科によっては週に2回ある学科もあるらしいです。
大学は午前2限、午後3-4限あることが多いので、
実験は午前いっぱいとか午後いっぱいやりがちです。
ちなみに、私たちの学科は実験については優しい方なので実験を実際にしているのは毎週ではなく2週に一回です。
後、化学系の実験は手先が器用な人は大変重宝されがちですね。
物理は何回も同じことを繰り返すことが多いです。
(化学系も物理系もしっかりやるのは材料工学科の特徴です。)
実験をしない週は、
3限に演習(前週にやった実験に関するテスト)
4限に演習の続きや解説、レポートの講評
5限に次週の実験の予習をします。
大体予習は終わらないので、
翌週までに家で、使う試薬や実験の原理について調べたり、
必要な試薬や時間を計算したり、実験手順のフローチャートを書いたりします。
実験をする週は、実験で3,4,5限が終わります。
そして翌週の月曜日の17時までにレポートを書きます。
レポートは一回でも提出が遅れただけで留年確定するので大変です。
内容は
・背景(A4、1ページ分びっちり書きます。日本語力が試されている気がする)
・原理(文献丸写しにならないように理解する必要があるけど、難しい)
・手順(ここだけ楽)
・結果(表とかグラフ作るのが大変)
・考察(大変。評価の大体がここ。だいたい講評で教授やTAにぼこぼこに言われる。)
・結論(背景の最後に目的を100字程度で書いて、それに対応して書くけど100字でまとめるのが無理過ぎる)
・参考文献(当たり前だけどネット上のサイトとかはNG、真面目に本か論文を探します。)
が、うちの学科のフォーマットです。
これを全部書くと毎週実験は違うので、多い・少ないはありますが
15-20ページくらいで1万字前後に落ち着くことが多いです。
人によって、レポートにかかる時間は違いますが、
私は最短8時間くらいです。
いつも参考文献は、大学の図書館で借りて帰るのですが、重くて高校生の頃を思い出します。
(ちなみに、理科大の図書館は理系の小難しい本しかないです。
それ以外の小説とかは、棚3段分くらいしかなくて娯楽のない図書館です。)
レポートを書くのは大変ですが、どんな授業より学習している感があって
私は嫌いじゃありません。
実際、レポート用に自分で調べた内容や、文献を読み漁った内容は
一回しか見てないのに、頭に残っていて授業中に「これやったな〜」と思うことも多いです。
内容も中々面白いものも多いですし、
理系で実験をやる学科に行く人は
楽しみにしていてください!