2024年7月27日土曜日

内藤文庫

 

皆さんこんにちは!AAの内藤です。

「読書の夏」ですね!

夏は文庫本出版各社がフェアを開催していて、本を買うと特典がもらえるのでついつい積読を増やしてしまいますよね〜

クーラーの聞いた部屋で一日中読書をする喜びたるや……妃の位も何にかはせむ!

 

ということで、今回のテーマは読書です。

皆さんは本を読むの好きですか? 私は大好きです!!

一生遊べるお金をもらえたら私設図書館「内藤文庫」を作ってそこに暮らします。

目指せ芸亭! 目指せ金沢文庫!

 

さて、図書館をつくるなら色々なジャンルの本を知らないといけないですね。

今回はジャンル別「夏に読みたい」おすすめ本紹介をしていきます!

 

①小説編

・『夜市』恒川光太郎

 夏といえばホラー! 『夜市』はジャパニーズホラーらしい異質な雰囲気をかもしつつ、生と死の間の世界という幻想的な情景をも描き出す名作です。表題作の『夜市』だけでなく、同時収録の『風の古道』もとても良い作品なので是非読んでみてください!

 

・『なめらかな世界と、その敵』伴名練

 こちらはSF! SF界の名作である伊藤計劃の『ハーモニー』にトリビュートした「美亜羽へ贈る拳銃」など短編6作品が収録されたアンソロジーで、SF初心者にも読みやすい本になっています。かく言う私もこれによってSF沼に引きずられました!

 

②短詩編

・『夜景座生まれ』最果タヒ

 今をときめく詩人による第8詩集。軽やかな言葉遣いと美しい描写に惹きこまれること間違いなし! 詩なんて学校の授業でしか読んだことない……という人も是非手に取ってほしいです!

 

③エッセイ編

・『堕落論』坂口安吾

 卒論のテーマにしている以上、私が安吾を紹介しないわけにもいきませんね。新潮文庫から出ている『堕落論』には表題作以外にも様々な名文が納められています。私のおすすめは「特攻隊に捧ぐ」。何も言わないので、どうか一度読んでみてください。

 

・『にょっ記』穂村弘

 こちらはまさに"エッセイ"という感じの一冊です。作者の穂村弘は現代歌人の代表格にもあたる人ですが、この『にょっ記』はそんな歌のユーモアを存分に発揮した、読むだけで笑顔になれるエッセイです!

 

今回はこの辺にしておきましょう。

皆さんもおすすめ本があったら私に教えてくださいね!

内藤文庫の一角に置かれることになるかも……!!