2021年11月27日土曜日

詩は面白い2

 

皆さんこんにちは!AAの内藤です。

以前詩についてお話ししたこと、覚えているでしょうか…?

知らないよ!って方は是非ブログを遡って読んでください!!

 

というわけで、「詩は面白い!その2」始めていきたいと思います!!

前回紹介したのは近代日本の代表的詩人、中原中也の詩でした。

さて、今回紹介するのは……

詩についての本!

その名も、『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』です!!

著者は齋藤倫さん、画は高野文子さんです。

 

詩についての本とか言いながら、普通に「詩集」って書いてあるじゃないか!と思った方。

大丈夫です!嘘は言っていません!!

というのもこの本、全体は短編小説集のようになっていて、主人公の「ぼく」が「きみ」に詩を紹介していく形をとっているんですね。

一編につき紹介される詩は二つほど。

「きみ」の反応が初々しくて可愛らしく、私たちも身構えずに詩に触れることができます。

「ぼく」がしてくれるのもふんわりした解説だけ。

難しいことは何も考えずに読めます。

「詩の読むっていうのは、こういうことでいいんですよ〜」と言ってくれている感じです。

 

いきなり有名な人の詩を読むのは躊躇ってしまうという方は、まずこの一冊を手に取ってみてください!

きっと詩の面白さが伝わると思います!!