皆さんこんにちは!AAの内藤です。
以前詩についてお話ししたこと、覚えているでしょうか…?
知らないよ!って方は是非ブログを遡って読んでください!!
というわけで、「詩は面白い!その2」始めていきたいと思います!!
前回紹介したのは近代日本の代表的詩人、中原中也の詩でした。
さて、今回紹介するのは……
詩についての本!
その名も、『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』です!!
著者は齋藤倫さん、画は高野文子さんです。
詩についての本とか言いながら、普通に「詩集」って書いてあるじゃないか!と思った方。
大丈夫です!嘘は言っていません!!
というのもこの本、全体は短編小説集のようになっていて、主人公の「ぼく」が「きみ」に詩を紹介していく形をとっているんですね。
一編につき紹介される詩は二つほど。
「きみ」の反応が初々しくて可愛らしく、私たちも身構えずに詩に触れることができます。
「ぼく」がしてくれるのもふんわりした解説だけ。
難しいことは何も考えずに読めます。
「詩の読むっていうのは、こういうことでいいんですよ〜」と言ってくれている感じです。
いきなり有名な人の詩を読むのは躊躇ってしまうという方は、まずこの一冊を手に取ってみてください!
きっと詩の面白さが伝わると思います!!