2020年2月28日金曜日

手段の目的化

こんにちは、AAの大木です。
2月も今日で終わりですね。
春休み中にやろうと思っていた習慣が今のところ達成できているので、
個人的には充実した春休みを送っています。
高校生の皆さんはあと少しで学校が終わりますね。
ラスト3月頑張っていきましょう。
 
さて今回はフリーテーマということなので
少し固い話にはなりますが、
最近自分が心に残った言葉について語っていきたいと思います。
 
最近心に残った言葉とはタイトルにもあるように、
手段の目的化
です。
 
これを聞いただけでどういう内容かピンと来た人はおそらくいないと思います。
ですが割とシンプルな内容なので気楽に読んでください。
 
まず目的と手段の関係性についてです。
例えば大学受験に置き換えて考えると、
物理の勉強をするため(目的)に物理を学ぶことのできる大学を受ける(手段)みたいな感じです。
もっと簡単に言うとすると、
肉を食べるため(目的)に焼肉屋に行く(手段)ということです。
 
仮に焼き肉の例で話を進めるとすると、
肉を食べるために焼肉屋に行ったのに
肉を食べず野菜ばっかり食べているというような状況は、
当初の目的とはずれており、焼き肉屋に行くことが目的のようになっているのです。
単純に言うとこれを手段の目的化と言います。
 
単純すぎると僕の言いたいことが伝わらないので、
少し身近な「将来の夢」を用いてこのテーマについて話します。
 
例えば僕の将来の夢が「学生の役に立ちたい」というものだったとします。
そこで僕は学校の先生になろうと決めました。
根本的に考えると、
学生の役に立つため(目的)に学校の先生になる(手段)ということになります。
 
しかし僕は教員採用試験に全く合格できず、
もはや手段までたどり着けない為目的を達成できない状況です。
でも教員になることを諦めず、職には就いていません。
ずっと勉強しています。
 
この時起きていることは学校の先生になることが目的になっているということです。
その夢を達成するのに果たしてその手段しかないのか検討もせず、
ただ闇雲に先生になるということにこだわっています。
もしかしたら他の職業もあるかもしれないのに。
これは典型的な「手段の目的化」のケースです。
 
ただしこれが悪いということではありません。
この状況で検討をせず突き進むのがあまりよくないことなのです。
考えた結果自分が納得できるなら大丈夫だと思います。
この分野の勉強をするためにこの大学を受けるということが、
いつの間にかこの大学に行くために…というものになっていても、
検討さえすれば問題はありません。
あくまで「手段の目的化」が起きたときは分岐点と捉えましょう。
 
拙い上に長い文章ですが、自分がここ最近で衝撃を受けた言葉だったので
紹介させていただきました。
へたくそな文章すぎて全く理解できないけど、
少し知りたいという人がもしいれば声かけてください。熱弁します。
 
 
最後に、冒頭で2月も今日で終わりですねと言いましたが、
今年はうるう年なので明日まで2月です。
騙されましたか?
僕は騙されました。