こんにちは、AAの伊藤です。
3年生は本当にあと少しです。頑張ってください。
1・2年生も受験まであと一年や二年だと学校で脅されていることだと思います。
その脅しを頭に入れておいてください。
さて、今日は祝日「建国記念の日」です。
もう一度書きますが「建国記念の日」です。(大事なので2回書きました)
みなさん「建国記念日」という人が多いと思いますが実は違います。
「の」が入っているかはどうでもいい!という人が大半でしょうが
今回はそんな祝日がテーマです。
まずこの祝日は何を目的としているのでしょうか。
国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)2項によれば
「建国をしのび、国を愛する心を養う」
としています。
ということで祝日をくれた国を愛す心を養っておきましょう。
ただ、この祝日は制定に様々な困難があったようです。
そもそも、先ほどの国民の祝日に関する法律では、建国記念の日だけが
日付が法律で定められておらず、政令に日付を委任しています。
もともと、この祝日は明治時代にあった紀元節という祝日がもとになっています。
この日は日本書紀が定める初代天皇神武天皇の即位日(旧暦紀元前660年1月1日)
を明治期に太陽暦に直したところ2月11日になったため定まりました。
ちなみに今年の旧暦1月1日は2月5日です。
あと、神武天皇が即位したになどにはかなり学術的な疑問が残っています。
なにしろ神武天皇は126歳まで生きたそうです。
ほかの天皇も不自然に長寿のため、記述自体に疑問が残っています。
戦後、GHQにより神道を排除される過程でいったんは祝日から外されたのですが、
自民党が再度祝日化のために法律案を出したのです。
しかし、戦前回帰だとして建国記念日制定に社民党が反対、妥協の末、
「建国記念の日」として、建国された事象の記念日と解釈できるようになりました。
冒頭の太字の理由です。
そして、建国記念の日はいつがふさわしいかの会議の末、
2月11日になり、昭和41年政令第376号でそのように決定されました。
と、ここまで書いてきてかなり書きすぎているので、
ここでしまいにさせていただきます。
与党と野党の対立や神話の話など興味惹かれることがたくさんあるので
ぜひ調べてみてください!