2020年2月24日月曜日

受験生とは?

こんにちは、AAの伊藤です。
明日から国立入試が始まります。
国立を目指している人は恐らく第一志望で、この試験を最後にしたい人
も多いと思います。
最後まで全力で試験に向かっていってください!
  
さて、今回のタイトルは「受験生とは?」です。
難しいタイトルですね。
受験生とは当然「試験を受ける人」というのが辞書的な意味です。


しかし、この言葉、特に大学受験生にはいろんな含意があります。
たとえば「娯楽を断ち切り勉強に時間を最大限費やす人」や、
「授業以外に平日15時間、休日110時間勉強する人」などです。
そして究極的には大学受験生は「大学合格を目指す人」でもあります。


 
現実を振り返ると皆さんはどれだけの成績を保持しているでしょうか?
身の上話になりますが、自分は入学式翌日から「また君たちは受験生になった」とか言われて
(さすがに上の言葉通りとはいきませんが)勉強させられたのでおそらくこの時期
恐らくは普通の公立高校生よりアドバンテージを持った状態で過ごせていました。


しかし、ここで考えないといけないのが中高一貫生の存在です
この人たちは高校受験組よりも圧倒的な進度で勉強が進んでいて、当然
成績は高いし、習得が終わっているので高3の多くの時間を「学ぶ」のではなく
「演習する」ことに割けます。
なので、難関大学を受験する人ほどこの人たちなど自分より頭いい人たちのことを
頭に入れ、追い抜くことを目指さないといけません。
追い抜くためには当然彼らより足りていない勉強時間を確保する必要があります。


そこで最初の受験生の含意に立ち戻ります。
あの言葉たちはこのままだとアドバンテージを持っている人に勝つのは難しいから
その差を埋めるべく勉強しろということを実際意味しているのです。
 
議論が迷走したような気がしますが受験生というのは合格に向けて勉強する人のことであり、
自分より成績の良い人達を抜かすためにもその人達より勉強すべきだというのが結論です。