2020年9月15日火曜日

スランプからの脱出法

こんにちは、AAの井上です。

9月も半ばになり、過ごしやすい日が増えてきましたね。僕は秋が大好きなので、本当に嬉しい限りです。

 

今回は、スランプからの脱出法というテーマで書いていきたいと思います。

まずは僕のスランプ経験についてお伝えし、次にそれが発生した原因、最後に脱出法について書いていきます。

 

⑴僕のスランプ経験

まず、僕が経験した、受験勉強におけるスランプについて書いていきます。僕は大学受験を決めた高211月以降、高3の夏頃まで順調に成績が伸びていました。得意の数学は好調を維持し、苦手な古文や漢文は基礎が固まってきたことで大きく足を引っ張らなくなってきていました。しかし夏の終わりから秋にかけ、急に成績が停滞します。得意だったはずの数学の成績が大きく落ち、他の科目もそれほど伸びなくなってしまいました。

この時期は本当につらく、やめてしまいたいと思うことも多々ありました。しかし、受験を乗り越えた今となってはそれも良い思い出で、そこでやめなくてよかったと思っています。では次に、なぜスランプが発生するのか考えてきましょう。

 

⑵スランプが発生する原因

では、なぜスランプが発生するのか、僕の事例をもとに考えていきます。心理学で様々な結論が出されていますが、ここではあくまで私見を書いていくので、そこはご了承ください。

 

a)クリアすべき課題が難しくなるため

自分の中の課題をクリアできた時、人は成長を実感できるのだと、僕は考えています。そして物事を始めたとき、最初は次々と課題をクリアすることができます。例えば英語の勉強をする時、最初に学ぶ基本的な単語や文法の習得にはさほど時間がかからず、どんどん成長していきます。しかし、それを応用して文章を読む、読解問題を解く、記述問題を解くなど難易度が上がるにつれ、課題をクリアするのが難しくなっていきます。課題をクリアできなくなった時、成長を実感できなくなってしまいます。この停滞している感覚こそが、スランプとも言えるでしょう。

 

b)知識が急激に増えるため

皆さんは、ビギナーズラックという言葉を知っていますか。初心者がやってみたら何故か経験者よりも上手くいってしまうという現象で、賭け事などでよく発生します。しかし少し経験を積むと、大抵の場合そう上手くはいかなくなります。僕の場合、数学の様々な解放を学ぶ中で、これまで出来ていた問題を難しく考えすぎてしまった結果、一時的にほとんどの問題が解けなくなってしまうことがありました。

 

c)周囲も伸びている

これは相対評価の成績に関して言えることですが、努力しているのは自分だけではないということです。これまで伸びてきていたために多少の驕りが発生し、気を緩めてしまうことがあります。僕は数学や地理は得意だから大丈夫だろうと少し高を括っていた時期がありました。それが周囲に追い越されてしまった原因だったのかもしれません。

 

⑶スランプの脱出法

ここまでスランプが発生する要因について書いてきました。最後にスランプの脱出法ですが、僕は特効薬のようなものはないと思っています。スランプは頑張っている人に必ずといっていいほど訪れるものなので、決して悪いものではありません。重要なのはスランプをどのように捉えるかということで、そこでやめてしまうか、苦しくても愚直にやり続けるか、この違いが今後を左右すると思います。スランプが来てもポジティブになれとは言いません。泣いても、弱音を吐いてでも、続けることが最大の解決策だと思います。一度離れても大丈夫です。とにかくやめないこと、これこそが大事なのではないかと思います。そしてつまずいた時は、自分のやり方を修正するチャンスでもあります。周りに相談し、自分を客観視することも大事なのではないでしょうか。

 

以上、長々とスランプの脱出法について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。マナビス生の皆さんにスランプが訪れた時、僕らAAはどんな悩みでも聞くので、何でも話してくださいね!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!