皆さんこんにちは。AAの佐藤です。明後日から、研究合宿が始まります。場所は千葉県九十九里。立教大学と理化学研究所の方との共同の合宿となります。2泊3日で、朝から夜までずっと研究内容について発表するのを聞く日々となります。ちなみに私も発表します。
せっかく海が目の前にあるホテルなのにもかかわらず、日中に外出することが出来なさそうなので、合宿感があまりないものとなりそうです。研究感はありふれているんですけど。
ちなみに、毎晩飲み会があるのですが、その飲み会のタイトルが「反省会」です(# ゚Д゚)
前段はここまでとして、アインシュタインの話をしましょう!
「天才=人格者」とは限りません。
量子力学に異議を唱え続けたアインシュタインは、物理学の歴史を大きく変えた偉人ですが、実はけっこう"変な部分"や"人間的に微妙な部分"も多い人物でした。今日は、そんなアインシュタインの経歴とダークサイドをちょっとのぞいてみましょう。
· 量子論の生みの親なのに否定派
光電効果や光量子仮説で量子論の土台を作ったのに、最終的には「神はサイコロを振らない」と言って確率的解釈を拒み続けました。
· 会議での負けず嫌いっぷり
ソルベイ会議では毎晩のようにボーアと討論。アインシュタインが思考実験で「量子力学はおかしい!」と挑むたび、翌日にはボーアに見事に反論される。これを繰り返すあたり、ちょっと子どもっぽい。
· 浮気と離婚
最初の妻ミレヴァとは学生時代に結婚し、子どももいましたが、その後マリリン・ディートリッヒなど複数の女性と浮気を繰り返しました。結局、ミレヴァとは離婚。
· "再婚条件リスト"の手紙
離婚にあたり、ミレヴァに送った有名な「条件の手紙」には、こんな冷たい要求が書かれていました。
o 部屋は常にきれいにしておくこと
o 食事は時間通りに出すこと
o 私に口をきいていいのは必要なときだけ
o 私が求めたら一切文句を言わずに従うこと
…まるで契約書のような内容で、愛情はゼロ。天才とは思えない身勝手さです。
· 家族への冷淡さ
子どもたちにも必ずしも良い父親とは言えず、家庭よりも研究や自分の自由を優先しました。
アインシュタインといえば「相対性理論の天才」「平和主義者」のイメージが強いですが、実際には 頑固で、人間関係ではかなり問題の多い人物 でもありました。
学問の世界での功績は偉大でも、家庭や人間性の面ではむしろイメージダウンにつながるエピソードが多いんです。
こうして見ると、「天才も万能ではない」「光と影がある」というのが、むしろアインシュタインをよりリアルに感じさせるのかもしれません。