皆さんこんにちは。AAの佐藤です。今日は「宇宙の日」。何を祝う日か知っていますか?
「宇宙の日」は、1992年(平成4年)に日本で制定された記念日で、そのきっかけは「国際宇宙年(International Space Year: ISY)」です。宇宙を通して地球環境や科学技術について世界中で考えようという年だったこのとき、日本でも「宇宙への関心をずっと持ち続けよう」との想いから記念日が設けられました。
特に日付が"9月12日"になったのは、公募によって選ばれたこと、そして宇宙飛行士・毛利衛さんがこの日にスペースシャトルで宇宙へ飛び立った歴史的な日であるからです。「92(きゅうじゅうに)」という語呂合わせもあって、日本人にとって記憶に残りやすい日付ですね。
ところで、宇宙の日にちなんで少し未来の話を。
イーロン・マスク氏は「スターシップ」を使って火星に数千機のロケットを送り込み、将来は都市を築くという壮大な計画を掲げています。もちろん、まだ夢物語の段階かもしれませんが、人類が本気で"別の星で暮らす"未来を考えていると知ると、宇宙の話が急に自分ごとのように感じられますよね。
最近だと、ブラックホールの影が撮影できたことや、火星探査車が新しいデータを送ってきていることなど、宇宙研究は"ニュース"として身近になっています。科学技術が進む速度は早く、10年後には今のような宇宙観が大きく変わっているかもしれません。