2025年12月28日日曜日

除夜の鐘の話

こんにちは、AAの淵江です。

今年ももう終わってしまうのか、と思うと時が経つのがほんとに早いなと感じます。

ですが私にとっては沢山のやることに追われて必死に生きてきて、多くの周りの人に支えられながら成長できた、充実していた1年だったとも感じています。今年の2月はまだ受験生だったのに、今ではもう大学1年後期も終わりそうで、AAになって半年以上は経ったことにも驚いています(笑)。

 

今回は除夜の鐘について取り上げます。

除夜の鐘は、日本の大晦日に鳴らされる伝統的な鐘で、一般的には108回鳴ることが知られています。除夜の鐘を鳴らすことで、その「煩悩」を打ち消し、心を清め、新しい年を迎える準備をするという習慣があります。「煩悩」とは、欲望や執着、悩みなど、人間が持つさまざまな心の葛藤のことです。これらの「煩悩」を振り払うことで、心の平穏を取り戻し、新年を迎えることができるとされています。

 

受験生の皆さんにとって、年末年始はめちゃくちゃ大切な時間です。

受験までの時間は限られており、日々の勉強に追われる中で、焦りや不安、プレッシャーに押し潰されそうになることもあると思います。そんな時こそ「除夜の鐘」の意味を考えてみてください。受験生にとっての「煩悩」とは、試験への不安や、結果に対するプレッシャー、なにより自分にできるのだろうかという不確実なところですよね。

 

大切なのは「煩悩」を手放すことです。試験結果や将来のことをあまりにも先回りして考えすぎると、逆に心が動揺し、集中できなくなってしまいます。除夜の鐘が象徴するように、煩悩を一つずつ手放し、心をクリアにすることが大切です。

 

今できることに集中しましょう!!

どんなに未来が不安でも、今この瞬間にできることを少しずつ積み重ねていくことが、結果的に自信につながります。除夜の鐘のように、心を静め、新しい年に向けての一歩を踏み出す準備を整えてみてください。

 

除夜の鐘の音に耳を傾け、心を落ち着けて、良いスタートを切ってください。